現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
今日は両面テープを貼って納品する事例です。
一般的な両面テープではなく、ブチルテープを貼っています。
ブチルテープはかなり接着力が強く、テープを剥がそうとするとゴムが裂けてしまうくらい強力です。
ゴムマットに両面テープを貼ります
▽左でテープを抑えながら右手に持ったブチルテープの巻を徐々に送って貼り付けています。このように抑えながら貼らないとテープとゴムの間に気泡が入ってしまいます。気泡が入ると両面テープの接着力を最大限に発揮できないので注意が必要です。
▽このように隙間なく貼り進めていきます。この強力両面テープは幅100mmですので継ぎ貼りしないといけないのです。強力なので貼り直しがしにくいため、ほぼ一発勝負で貼り進めていきます。
▽貼り終わりです。端から端までピチッと全面に貼った状態で梱包してお届けです。
両面テープの接着力を最大限に発揮するために
両面テープは完全接着をお約束するものではありませんが、便利に接着できますのでよくご依頼いただきます。両面テープの強度を出すためのちょっとしたコツがありますのでご紹介しますね。
1.貼り付け面の汚れや水分を拭き取って乾かしてください。油分を取り除く(脱脂)ことまでできればベストです。
2.冬場(およそ10~15度以下)では接着しにくいのでドライヤーなどでテープを温めてから接着する。
3.貼り付けたい面に接着した後、強く圧着する。
4.すぐに接着強度は出ませんので、24時間程度の養生が必要です。
細かに書きますと、「両面テープも面倒だ」という印象を与えてしまうかもしれませんが、両面テープメーカーさんも推奨している使い方ですので紹介させていただきました。
ここで一番お伝えしたいこと(お問い合わせが多いこと)は強力な両面テープほど初期接着力が弱いということです。一見して強度が出ているように見えても一定の負荷がかかるとズレてしまいます。そうならないためには上の「4.すぐに接着強度は出ませんので、24時間程度の養生が必要です。」が重要なのです。24時間は余裕を見た時間ですが、一晩くらい養生してあげればほぼ問題のない強度はでています。貼り付け面をきれいにして貼り付け後に圧着をされる方でも「24時間養生」は忘れがちなのでご注意ください。
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