現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
はじめに
アクリルパーションの台部分にゴムを貼りつけることで滑り止め効果を期待できます。また、少々の粗面であってもゴムが設置することで平滑面に近くなりますので安定します。ゴムのクッション性を活かした防音効果もあり、滑り止めゴムをつける効果はいくつもあるのですが、材質の選定を誤りますと思わぬ不具合が生じますのでお気を付けください。
ゴムの材質選び
滑り止め効果の高いゴム
主な目的は滑り止め(ズレ防止)ですので、滑りにくい材質を選定しなくていけません。ほとんどのゴムが滑りにくいのですが、その中でもエンボス加工がされている材質は全方向にズレにくく、アクリルパーテーションの滑り止めに適しています。
ゴムの臭いが少ない
飲食店など室内で使われることが多いのでゴムの臭いは意外と気になります。臭いの感じ方は個人差がありますので、平気な方もおられますが、飛沫防止のアクリルパーテーションは顔に近いところに設置されますので、ゴムと鼻の距離が近く臭いやすいといえます。ゴムの臭いがしない(少ない)材質を選ばなければいけません。
柔軟性があり加工しやすい
アクリルパーテーションの台に貼りつけるためにはその形状にカットしなくてはいけません。自在にカットでき、例えば角があるようなカットでも柔軟性があれば危険ではありません。また柔らかいほど接地面を傷めずなじんで安定します。
色移りがしにくい
ゴムは床面などに色移行する性質があります。ゴムキャップをしている椅子をリビングで使っているとフローリングが黒ずんでしまう現象です。これはテーブルなどでも起こり得ますので、出来れば避けたいですよね。色移行がしにくいことも条件として必要です。
ゴムの仕様について
両面テープつき
納品後、手間なくすぐに貼り付けられるように両面テープを貼りつけて納品できます。エンボス面には通常の両面テープは接着できませんので、強力かつ粗面にも接着できる両面テープを貼りつけて納品いたします。現場で両面テープを貼ることもできますが、非常に手間がかかりますので、テープ付きでご依頼ください。
適切な厚さについて
一般的な飛沫防止のアクリルパーテーションであれば厚さは1mmで充分ですし適切だと思います。ご用途に対して、薄すぎず厚すぎずの厚みを選ぶのは意外と難しいのですが、私たちの納品実績ではほとんどが厚さ1mmですので問題はないかと思います。
ゴムのサイズ、形状について
サイズは台にピタリもしくはわずかに大きければ適切だと思います。ピタリの寸法ですと少しでもズレて接着しますと、ゴムのないわずかな空間ができパーテーションがグラつく可能性があります。はじめからわずかに大きなゴムをご依頼いただくことで多少ズレても全面をカバーできますので安全で作業効率も良いです。形状は自由です。台の形状に合わせてカットができます。
オススメの材質
合成ゴム(両面エンボス)の一択です
以上のことからオススメの材質は合成ゴム(両面エンボス)です。
・エンボスで滑り止め効果が高い
・ゴムの臭いがほとんどしない
・硬くなくしなやかな材質
・色移行がしにくい
・両面テープを貼りつけられる
・厚さ1mmがラインナップになる
・オーダーカット対象品
など、前述したすべての要件を満たしています。すべての要件を満たすのは合成ゴム(両面エンボス)だけしかありません。
合成ゴム(両面エンボス)の写真
では、合成ゴム(両面エンボス)がどのような材質かご覧ください。
▽ 表面が布目のようにザラザラしています。両面ザラザラです。
▽ カンタンに曲げられるほど、柔軟性があります。
▽ このようにロール状で在庫しています。
▽ 実際に貼り付けました。一度接着したらカンタンには剥がれません。
飛沫防止のアクリルパーテーションの滑り止めゴムには合成ゴム(両面エンボス)がオススメです。