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  1. 2022.02.25

    1:はじめに

    今回は除草にも防草にも使える専用ゴムマットのご紹介と、実際に弊社敷地で実験的に行った家庭菜園を作る様子をご覧いただければと思います。

    2:除草にも防草にも便利な専用ゴムマットとは?

    まず、簡単に商品をご紹介します。

    この除草防草専用ゴムシートは、除草にも防草にも使えます。それぞれご説明します。

    ①除草に使う場合

    放っておくと、いつでもどこでもお構いなしに生えてくる雑草ですが、根本的に雑草は日光を遮断すると枯れてしまいます。

    草を抜いたり刈ったりするのは大変ですが、一旦枯れてしまってから抜くと、比較的簡単に抜いてしまうことができます。

    ゴムシートは、重いので除草したいポイントに敷くだけで設置完了。
    簡単に日光を遮断し、そのエリアの雑草を一網打尽に枯らします。

    繰り返し使え、使わない時はコンパクトに巻いて保管しておけます。

    ②防草に使う場合

    せっかく雑草を取り除いた場所にいつまでも草が生えてくると困る!という場所に敷きっぱなしにしておくと防草できます。

    一般的には防草シートが安価に販売されていますが、防草マットは敷いた上から歩く事ができるので、敷くだけで歩行路を作ることができます。

    重量があるので、敷くだけで設置完了。杭を打ったり石を乗せる必要もありません。
    ※強風などでめくれる時は上に重石を乗せるなどしてください。

    3:一般的な除草方法と比べてみました

    ①除草剤との比較

    まず、除草といえば除草剤でしょうか。晴れた日の夕方に散布すると、効果てきめんで雑草を枯らせる事ができますね。対して安心安全面では、なんとなく抵抗感を感じる方もいらっしゃる様です。

    この除草専用のゴムシートの場合は、雑草の上に敷くだけなので、安全面はご安心いただけます。日光も遮断しますので、除草剤と比べたら時間はかかりますが、確実に雑草を枯らす事ができます。

    ②除草シートとの比較

    除草シートとは、防草除草するために使われる安価な黒いビニルシートが代表的な商品ではないでしょうか。長尺でも安価に購入できます。実際に使用する場合は、杭などで留めたり上に砕石を置いて固定したりと設置作業に一手間かかる印象です。シート以外の杭や砂利などにもそれぞれ費用がかかるところもポイントですね。

    ゴムシートの場合は、単価は除草シートと比較になりませんが、総合的な価格なら目的や用途によってはリーズナブルです。また、なんと言っても設置施工が楽です。そのまま置き敷きで設置完了となります。また、上を歩いても大丈夫(除草シートと比べてかなり破れにくい)で使いまわしも簡単です。

    ③塩(塩水)との比較

    除草の際に塩や塩水を使う方法があるようですが、塩害という言葉があるくらいです。おすすめできません。これは、やるとしたらプロの専門家に相談したほうが良いのではないでしょうか?

    こちらも、ゴムシートの場合、置き敷きするだけなので土壌に何かが浸透するという害は一切ありません。

    ④熱湯との比較

    高温の熱湯を雑草に浴びせかける方法があるようです。こちらに関しては広範囲に行なう事は難しいですが、アスファルトやコンクリートの隙間から出てくる雑草に対しては大変有効だということです。やけどに気をつける必要はあります。

    ゴムシートは広範囲も必要枚数を敷くことで楽に除草できます。また、黒色なので太陽の熱で熱くなりやすく、熱でも雑草を弱らせます。ピンポイントの除草には、カットしたゴムシートを使う方法も有効です。

    ⑤草刈りとの比較

    草刈りには、機械を使った本格的なものから鎌を使ったやり方まであると思います。草刈りのポイントは体力でしょうか。腰や足、腕の疲労はいなめません。草刈りは専門業者に委託したりボランティアの方に依頼する方法もあるようですが、頻繁に行なうと費用が気になるところです。また、なかなか草刈りしづらい場所、例えば地形的に行きにくい場所や太陽光発電の架台下などでは特に疲労したり安全に配慮する必要もあります。

    ゴムシートなら、置き敷きするだけなので、特に疲労はないでしょうか。設置する時にしゃがむ程度です。普段なかなか行けない場所や足を踏み入れにくい場所、手の届かない場所などゴムシートの除草は画期的です。さらにそのまま敷き続けることで防草シートとしても活躍します。飛び石なども無く安全です。

    ⑥ブルーシートとの比較

    ブルーシートを敷く。という方法もあるようですが、日光を通してしまうためあまり効果は期待できないようです。

    ゴムシートは日光を完全に遮断します。雑草は、日光を遮断すると枯れるしかありません。さらに、雨が降っても水を通さないので、除草中には日光と雨水を遮断し、さらに日光の熱で地表の温度を上げて、雑草が枯れやすい状況をつくりだします。

    4:実際に家庭菜園をつくってみました

    さて、いよいよ実験した家庭菜園づくりです。

    ①まずは、除草します。

    除草に使ったのは、防草除草専用ゴムシート2mm厚タイプ3枚です。
    予定地にしっかりと並べて敷きます。

    ちなみに、シートは10cmくらい重ねて敷くと、しっかり日光を遮断します。

    草が生えていてもダイレクトに敷いて、あとは上からざっと踏みしめます。
    草で浮いていると横から日光が入ってきてしまうため、完全に枯れないからです。

    ②一週間ほど放置します。

    今回の実験は10月下旬から11月初頭にかけて行いました。水曜日から次の週の火曜日まで6日間敷き続けました。

    シートをはぐってみるとこんな感じです。

    だいたい枯れてますね。気になる場合はもう少し長めに敷いても良いと思いますが、これでも十分抜きやすいので今回はOKとしました。

    ③雑草を抜きます。

    枯れた雑草を取り除きます。今回はこの三つまたの鍬を使いましたが、熊手の方がやりやすいかもしれません。とにかくスルスルと抜けました。

    抜けた後の草を比べると、土がついている量が違いました。

    ▲防草除草専用ゴムシートを敷いた所の草の土

    ▲敷いてない所の草を引き抜いたら結構土がついてきました。もちろん、結構な抵抗力でした。

    ④耕します。

    草も取り終えたので、耕します。耕運機があれば楽なんでしょうが、私達はゴムシート専門店。特に持っていないので、近所のホームセンターで買ってきたくわで耕しました。

    耕している途中で出た根は、取れる範囲で取り除いておきました。

    ⑤畝をつくります。

    今回は何を植えるか決めていませんが、とりあえず畝(うね)をつくりました。

    畝がある方が、畑っぽく見えるので、鍬をふるいました。
    これは、皆様にお伝えする写真の絵的な部分を優先しました。

    ⑥別のエリアの雑草を除草しながら、抜いた草を乾かす。

    最後に、別のエリアの除草と抜いた草の乾燥です。

    ゴムシートは水を通さず日光で熱を持つので、上に草を置けば乾きやすく根付く心配もありません。草を抜いてそのまま捨てると、わりとかさばって大変です。乾かせば、肥料として利用するにしても、廃棄するにしても良いのです。

    ⑦家庭菜園の歩行路にする。

    このシーンはまだ写真に撮っていませんが、そのうち撮影して掲載したいと思います。

    一旦家庭菜園を作るために除草に使った専用ゴムシートですが、使い終わったらハサミで適当な幅にカットし、専用の歩行路として新たな役割を担うことができます。

    厚み2mmなので、ハサミでも簡単にカットできますし、カッターをお持ちの方は定規を沿わしてまっすぐカットするのもおすすめです。

    5:まとめ

    というわけで今回は防草除草専用のゴムシートを家庭菜園づくりも交えてご紹介しました。

    ゴムの専門家として、実際の使用に即した実験を行いながら、今後もゴムシートの可能性を幅広く研究し創意工夫していきたいと思います。

    最後まで読んでくださりありがとうございました。

    6:特集ページ

    防草ゴムの特集ページをつくりました!→こちらです。
    実際に敷いてみたり、使っていただいたりして商品開発をしましたので、ぜひご覧くださいませ。

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