【パート1】(ゴムベルトを使った一次加速の練習を見学させていただきました)はこちら
こんにちは。ゴムっちです。
前回につづき、ゴムシート.comの長谷川社長と一緒に、大阪府羽曳野市(はびきのし)にある【羽曳野市立河原城中学校陸上部様】にお邪魔して練習を見学させていただきました。
今回は「陸上競技専用トレーニングゴムマット」を使った走高跳の練習のご様子を詳しくお伝えしたいと思います。
陸上競技専用トレーニングゴムマットとは?
運動場に敷くだけで手軽にオールウェザートラックのような練習ができるゴムマットです。反発をもらいやすく、オールウェザー用スパイクを履いて走れるということで人気のある商品です。
走高跳びトレーニングでの敷き方
写真のように階段状に並べて敷かれていました。
上から見た配置とサイズです。
スタート位置から
コーナー部分
踏切部分
使ってみた感想は?
角村ひよりさん(2年)大阪府中体連強化選手*令和6年3月7日現在
中学に入ってから陸上を始めた角村さん。初めのうちは主にハードルを練習していたそうですが、1年生の後半から走高跳もやり始め、ベスト記録は155cm。今では大阪府中体連の強化選手の一人なのだそうです。
ゴムマットの感想を伺うと「踏切で滑らずに止まるので助走からそのままの勢いで跳べるのが良いです。」と教えてくださいました。
顧問の中田先生にもお話を伺いました。
「走高跳で一定のレベルより上を目指そうと思うと土の上での練習が厳しくなってくるんです。コーナーの遠心力と踏切で滑るようになるのでどうしても跳ぶための助走ができなくなってしまうのです。ゴムマットがあると、コーナーも踏切も滑らなくなるのでかなり良いと思いますね。走高跳のスパイクは踵にもピンがあって踏切でしっかり止まることができるようになっているのですが、使い慣れないうちは中々跳べなかったりするんです。実際に角村選手も初めのうちは戸惑っていた様子でした。特に踏切に違和感があったんだと思います。今ではスパイクも履きこなしていますが、ゴムマットでスパイクを履いたまま練習できたのはかなり大きな違いだったと思います。河原城中学校ではアスファルトの上で敷いて使っていますが、ゴムの厚みは10mmが良いですね。5mmだと少し硬いイメージがありました。」
実際に見学させていただき、お話を伺うことで、ゴムマットが練習環境を整えるお役に立てていることを実感させていただきました。
角村さん、田中先生、河原城中学校陸上部の皆様、本日はありがとうございました!