ゴムシートの選び方
「用途別のゴムシート選び」

ネット通販の流通額が増えるにしたがって個人宅宛ての物量が増加し、
運送会社さんは各社ともに住宅地に営業所を構えられるケースが増えているように思います。

そこでどうしても問題になるのが騒音です。
特にカゴ台車はガラガラ、ガチャンガチャンという大きな音が響くので、
近隣にお住まいの方にとっては耳障りになってクレームになるケースもあると聞きます。

しかしながら、商品は昼夜を問わずに営業所に入ってくるでしょうし、
営業所によっては早朝に入ってくることもあるでしょう。
騒音を抑えるために静かに作業をすることには限界があるでしょうし、
作業効率や精神的な負荷を考えた場合には現実的ではないと思います。

そこで、カゴ台車の通行路にゴムシートを敷かれることをオススメしています。
ゴムシートを敷いてしまえば、その上をカゴ台車が通行しても騒音を抑えることが出来ます。
もちろん「騒音ゼロ」になることはありませんが、
実質的な効果はもちろんのことですが、目に見えて対策をしていることになりますので、
近隣の方との有効な関係を維持することにもつながるのではないでしょうか。

一つ一つの作業を気をつけていても、いろいろなことで限界はあると思いますが、
ゴムシートは敷いてしまえばいつも通りの作業をしても大丈夫ですから、
現場の方にとってはストレスのない対策ではないでしょうか。

保管時は丸めて立てかけておけば、保管スペースはほとんど必要ありません。
使うときには転がしてしまえば広げられますからカンタンです。

材質は安価な天然ゴムで問題ありません。
厚さは5～7mmは必要です。
10mmあれば安心だと思いますが、ゴムシートがかなりの重量になりますので、
まず5～7mｍでご検討いただければ良いと思います。

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