4月
合成ゴムの取り扱いスタート

合成ゴムはオープン1か月後に取り扱い開始しました。
合成ゴムといいましても多くの種類がありますが、ゴムシート.comでは性能バランスに優れたCR（クロロプレンゴムまたはネオプレンゴム）をメインに取り扱っております。その他にも耐油性に特化したNBR（ニトリルゴム）や、耐候性に特化したEPDM（エチレンプロピレンゴム）なども、ご希望に応じて御見積をさせていただきます。

天然ゴムに比べて価格が高い合成ゴムですが、表面の仕上がり、寸法公差、耐熱性、耐候性など、ほとんどの面で、天然ゴムより優れます。例えばゴムシートは日光にさらされると劣化しますが、この劣化までの期間が天然ゴムは短く、合成ゴムは長いです。

ホームセンターのゴム販売コーナーをイメージしていただけるとご理解いただけやすいかと思いますが、ゴムシートは独特なゴム臭がします。室内でこの臭いが充満すると苦手な方もいらっしゃいます。しかし、合成ゴムはこのゴム臭がかなり少ないです。屋外では天然ゴムでも臭いの影響はほとんどないと思われますが、室内で臭いが気になる場所でお使いの場合（例えば、音楽スタジオなど）も合成ゴムをご検討くださいませ。

太陽光（ソーラー）パネルの架台と屋根との緩衝材や機械の部材、防水シートなど耐久性が必要で交換の難しい箇所などは合成ゴムシートの活躍の場といえるでしょう。ゴムシート.comが合成ゴムシートを取り扱うきっかけになったのも、これらのシーンで合成ゴムシートを活用されているお客様のご要望でした。

一方では天然ゴムの仕様で目的を果たせる箇所であるにも関わらず、合成ゴムでご検討されているケースも多いのも事実です。例えば、防草のためのゴムシートなどは屋外で日光にさらされますが、劣化しても「草が生えないようにする」目的は果たせます。で、あるのでしたら安価な天然ゴムシートをお使いになる方が良いでしょう。駐車場の段差解消に使われるゴムシートも同様ですね。

安価な天然ゴムで良いのか、設置後のことを考えると合成ゴムの方が良いのか。
お迷いでしたらお気軽にお問い合わせくださいませ。