ゴムマット販売の物語 第三話です。
いよいよ更新です。
今までの物語はこちらです。
ゴムマットといってもいろいろあるけど、なぜ天然ゴムマット??
第二話は上のタイトルで終わってました。
なぜ天然ゴムなのか?
その前にゴムの市場のお話です。
ゴムといっても分野が多岐にわたってありますので、
ものすごく大きな市場なのです。
まず、最も目にするのが「タイヤ」です。
ゴム消費のほとんど(80%以上)はタイヤ類です。
ですのでゴム業界ランキングの上位はタイヤメーカーが占めています。
ブリヂストンさん、住友ゴムさん、横浜ゴムさんなどなど。
その中でもブリヂストンさんはタイヤ業界シェア50%超( ゚Д゚)の怪物企業です。
ゴム市場では80%以上がタイヤ類が占めていますので、
その他の工業用ゴムや履物に使われるゴムなどは、
残念ながら市場を左右するほどの規模を有していないのです。
もちろん、ゴムシートやゴムマットはタイヤに含まれてないです。
しかも、天然ゴムは赤字事業であることから撤退するメーカーさんも多く、
業界内ではお荷物的な事業の位置付がされてます。
(あ、もちろんすべてではないでしょうけど)
市場規模が小さいゴムシート・ゴムマットの中でも、
さらに小さな小さな天然ゴム市場から撤退する企業が出ている。
でも、市場規模としては数十億あるわけです。
大きなメーカーさんは「シェア100%取っても数十億か、ふん」
となったとしても、ウチにとっては途方もなく大きな市場。
そういうわけでやらせてもらうことになりました。
かなりざっくりで語弊のある部分があったらスミマセン。
新規参入で大変なことそうでないこと
うーん。
ここでは言えない匿名の嫌がらせもありました(笑)
いろいろな取り組みをしていく中で、
商売なのでバッティングしてしまうこともあるかと思います。
ただ、従来のやり方では私たちも生き残れないので、
お客様の方を向いてなんとか取り組んできています。
それが「業界の常識」から逸脱してしまうこともあったかもしれません。
反省と勉強を繰り返しながら前に進むしかないとも思ってますけどね(^^ゞ
今はメーカーさんとも加工屋さんとも共同で取り組むこともやってますし、
業界人の端くれに入れさせてもらってます。(かな?)