またまたグレーチングネタです。
私たちの物流センターから徒歩5分の町工場さんで
グレーチングの交換をご依頼いただいたので設置に行ってまいりました。
縞鋼板からグレーチングへの交換でした。
元々は縞鋼板で良かった箇所だったのですが、
フォークリフトが出入するようになって、
縞鋼板が歪んでしまい溝との間にすき間ができてしまいました。
設置している縞鋼板の耐荷重をオーバーしているのだと思います。
跳ね上がりの危険と通行するたびに騒音があるのはもちろんですが、
フォークリフト通行時に縞鋼板が割れて横転するかもしれません。
それと通学路にもなっているので子供たちの安全性も考えて交換に至りました。
グレーチングの設置手順
▼交換前の縞鋼板
右側がかなり浮いているのが分かりますね。
ここを踏むたびに騒音が発生し、左側が跳ね上がります。
▼縞鋼板を撤去します。
溶接をしてサイズアップしているので、かなり重たいです。。。
▼溝幅を計測します。
実は事前に計測しているので、このときは新品のグレーチングが用意されています。
上の写真で左下にも写ってますね。
▼グレーチングを設置します。
両サイドのアングル部分を引っかけるだけなのでカンタンです。
▼設置完了です!
新品はピカピカで気持ち良いですね。
▼さっそくフォークリフトが通行します。
タイヤがグレーチングに乗っても今度は平気です(^^)
グレーチングの役割
グレーチングの目的は一言でいうと「排水」です。
U字溝そのままの状態が最も排水効率が良いのですが、
当然のことながら人や車が安全に通行できません。
排水と安全な通行を両立してくれるのが、グレーチングなのです。今回の事例では町工場の社長さんが、社員さんがフォークリフトを安全に運転できるようにするためと、近隣の子供たちが安全に通学できるために縞鋼板から耐荷重のしっかりしたグレーチングに交換されました。新品は見た目も美しいので、工場の前が明るくなりますしね。
写真を見ていただいてお分かりだと思いますが、
より安全な中間目ノンスリップを選ばれてます。
こちらの町工場さんではグレーチングに投資しても売り上げは上がりません。
それでも近隣や社員さんへの安全配慮と騒音防止のために、交換されました。
私たちが販売させていただくグレーチングが、
お客様とお客様の近隣の方の安全面などにお役に立てていることを実感でき、
気持ちを新たにさせていただきました。
ありがとうございました!