現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
ゴムマットを細く長く切るってどういうこと?
細く、長く生きるのが私のモットーですが、ゴムシートを細く、長く切るのも得意です。例えば、幅100mm×長さ10Mのような寸法のことです。業界用語で「帯切り」と言ったりしますね。でも、私は「帯切り」なんて言いません。あくまで、「細く、長く」です。その方が私の生き方にピッタリだからです。もう一つの理由が、業界用語ってお客様には分かりにくいですからね。100mm幅の10M巻きの見積もりくださいと言われて、「ハイ!帯切りですね!?」というのでしたら、「細長いゴムですね?」と確認した方が伝わりますからね。え?こっちがメインの理由で私の生き方「細く、長く」はどうでもいいですって?ですよね、スミマセン…。
「細く、長く」切るご依頼は非常に多いです。ホームページからご注文いただける幅カットなしのご注文の次に多いのが、この「細く、長く」のご依頼ですね。数多くの出荷をしているうちに私の得意技になったともいえますので、お客様に感謝の気持ちでいっぱいなのです。いつもありがとうございます。
ゴムマットを細長く切る方法
幅100mm×長さ10Mのカットは定規をあてて幅カットする方法もあります。最大長さ2Mの定規がありますので、2M切ってまた2M切るというようにすれば、5回カットで10M終わるわけです。(←意外とそんなに単純ではありませんが計算上のお話です)
しかし、幅の寸法を100幅に保ったままカットするのが思ったよりも難しく時間がかかります。その方法でも正確に早くカットする自信がありますが、こなせる仕事量に限界があります。私がしんどいのは良いのですが、納期が必要になってくるのでお急ぎのお客様をお待たせすることになってしまうわけです。
そこで導入したのが「細く、長く」切る機械です。これがとっても優れものでして、これが導入されてからとても正確に早く切ることができるようになりました。
これです。
10ミリのゴムを幅200mm×長さ4000mmに細く、長く切っています。カットする前は1000mm×長さ4000mmなのでざっくり60kgありました。そのため、腕に力が入っているのが伝わりますでしょうか。けっこうな重量があるので安全面に配慮してカメラ目線になれずに申し訳ございません。心からお詫び申し上げます。。。
鋭利な円盤状の刃物がついていて、そこにゴムマットを押し込んでいくことで長尺ものも幅カットできるのです。これ、実は見た目以上に「慣れ」が必要です。といっても変な「慣れ」は事故の原因につながりますので、オペレーションはきちんと教科書通りに行うのは当然のこととして、機械の動き(クセ)、材質、加工寸法などに応じて若干の工夫を必要としています。
お急ぎの場合でもぜひご相談くださいませ。