現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
今日は珍しくグレーチングを記事にしました。ちょっとしたことなのですが、知っていると便利な小技ってあると思います。今日の内容はちょっとした小技の部類に入るかと思います。
帯鉄バンドを外す際はご注意を
グレーチングはパレットに帯鉄で固定することが多いです。PPバンドだと切れる場合があるので帯鉄で荷造りすることがあるのですね。直送元のメーカーさんにはバンドカッターをお持ちでないお客様が多いので出来るだけPPバンドでの荷造りをお願いしていますが、安全第一のため、最終的なご判断はメーカーさんの荷造り担当の方にお願いをしています。
PPバンドは文具用のハサミでカンタンに切れますが、帯鉄は文具用のハサミでは切れません。金切りばさみやバンドカッターが必要です。しかしきちんと手で押さえて切らないと帯鉄が跳ねあがってくるのです。これは角度をつけて固定されていた帯鉄のテンションが一気に解放されて跳ね上がる(跳ね戻る?)現象でスプリングバックというらしいです。これは非常に危険で顔面を傷つける可能性がありますし、運悪ければ眼球を傷つけるなどの大事故にもつながります。
下の写真はバンドカッターで切ろうとしているところです
このまま思いきり切ると帯鉄が勢いよく跳ね上がってしまいます。私たちは慣れてますので、手で押さえながら切るなど安全面に配慮するのですが、このように両手で持つタイプだと1人ではどうしようもないですよね。
そこで安全にカンタンに外す方法をご紹介します。特別な工具は必要ありません。
帯鉄バンドの安全でカンタンな外し方
下の写真は帯鉄の固定部分をペンチでつかんでいるところです。このまま引き上げるだけです。
このようにカンタンに外せます。念のため、使っているのはホームセンターでカンタンに手に入る普通のペンチです。
帯鉄バンドを外すことに限らず、普段しないことや慣れないことは難しいものです。慣れている人からすれば悩むことのないことでもそうでない方にとってはどうしたら良いものか延々と悩むこともあるでしょう。しかし、そういうことは私たちが普段は当たり前のように作業していることなので気が付きにくいことでもあるのです。それではいけないと思い、何気ないコツややり方を今後も紹介していきたいと思っています。
何度か紹介した「ゴムの切り方」も同様ですね。これからもちょっとした小技を発掘してもったいぶらずにドンドンご紹介していきますね!