現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
今日は現場ならでは、私たちが実際に使っているゴムのお話です。
グレーチングの破損を防ぐとともに滑り止めにゴムマット
まずは写真をご覧ください。
工場出入り口のグレーチング保護と滑り止めのためにゴムマットを敷いています。天然ゴム厚さ5mmが4枚と奥(右)から2枚目のみ天然ゴム両面エンボス厚さ5mmです。少し傾斜になっているので上り下り時に強い負荷がグレーチングにかかって破損するかもしれませんので、ゴムマットで保護するとともにグレーチングは金属で滑りやすいため滑り止めの効果も期待しています。
1.7トンのフォークリフトが通る場所ですので、雨の日のスリップやグレーチング破損による脱輪は大事故につながりかねないのでゴムマットを敷いて安全対策をしています。しかしゴムマットがボロボロになってきました。。。
ゴムマットはどのくらいで使えなくなる?
答えは「わかりません」です。寿命は使用環境に大きく左右され、何をもって使えなくなるのかハッキリとしないからです。例えば、上の写真のゴムマットはひび割れや裂けが見られますが、グレーチング保護と滑り止めの目的は果たしています。ですので、これは「まだ使える」と判断できますし、いやこの見た目では「もう使えない」と判断することもできます。
ですので、私たちは使用の目的と使用環境をお尋ねして、おおよその回答をすることしかできないのです。保証期間などもありません。ゴムマットは便利ですから様々な用途や場所で使われますが、過酷な環境ですと数日でダメになる可能性もあります。
しかし、この場所こんな使い方で今はこのような状態です。とお伝えすることはできます。それが上の写真なのです。
〇場所
工場の出入り口 少し傾斜になっている
〇目的
グレーチングの保護と滑り止め
〇使用環境
屋外に置きっぱなし 1.7トンのフォークリフトが頻繁に通る
〇使用年数
はっきりとしていないが5年程度
以上の情報で上の写真の劣化です。
歩行者だけでしたらここまでの劣化はないでしょうし、1.7トンより大きくて重い大型トラックが通るならもっと早く破れや裂けが始まると思います。上の環境をご参考にしていただいて実際の環境と照らし合わせてイメージください。
繰り返しになりますが、「少し傾斜になっていり」「グレーチングの上に敷いている」「屋外に置いたまま」「フォークリフトが通る」環境はどちらかというと過酷です。この環境で5年も使えているのはゴムマットの丈夫さを裏付けていると思います。
5年使えることを保証しているわけではありませんが、ご参考になればうれしいです。