現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
はじめに
ゴムシートには余尺がついていますため、幅1000mmが規格だとしましても、実際には1000~1020程度あります。敷き物として使っていただくのでしたら問題ないかと思いますので、通常の切り売りでは幅はそのままで長さカットだけしてお届けしています。業界では「幅なり」などと申します。しかし、ご用途によってはきちんとした寸法が必要なこともあります。そういった場合には幅と長さともにカットしています。業界では「正寸カット」などと申します。正寸カットしまして、ゴムは伸縮しますので寸法はプラスマイナスありますが、「幅なり」とは全く違うきちんとした寸法でお届けできます。
ゴムの規格寸法について
前述しましたが、ゴムシートには0~20mm程度の余尺があります。これはゴムシートは加工材という前提がありますため、わずかに大きめに作られていて、幅1000mmいっぱいを使えるようにしているためです。ですので、製品として幅と長さの角は直角が出ていませんし、幅だけを見た場合に直線にもなっていません。そういうもの、というご理解でお願いいたします。
ただし、そうはいっても敷き詰めたり、作業台に貼り付けるなどのご用途ではピタッとした寸法が望ましいと思います。そういった場合には「正寸」でご指示くださいませ。別途御見積になりますが、正寸カットでお届けいたします。
正寸カットは機械で行います。機械に載せられるサイズが1300×2000mm以内ですので、これ以上大きな寸法は原則として正寸カットが出来ません。ご了承くださいませ。
▽ 正寸カット例です。この写真だけ見ても分かりにくいかもしれませんが、四方すべてをカットしています。
▽ こちらが上のカットをした後の残材です。このように4辺を機械でカットすることできちんとした寸法を出すことができます。
繰り返しになりますが、ゴムの特性上どうしてもきちんとした寸法はでにくいです。極端なことを申し上げますと(私たちの常識では極端ではないのですが)カット直後とお届け時で寸法が変わります。気温によっても寸法は変わります。巻いて、広げた後でも寸法は変わります。サイズが大きくなればなるほど寸法は出しにくいです。ご理解くださいませ。