現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
はじめに
柔らかいスポンジのカットも可能です。一般的にスポンジはゴムシートよりも柔らかい(低硬度)なので、カンタンに切れると思われがちですが、一般的なゴムシートよりもきれいに切るのが難しい材質です。ポイントは「きれいに」です。切るだけならゴムもスポンジも同じように切れますが、「切断面をきれいに」切るのはスポンジの方が難しいです。特に手切りは至難の業です。今日は機械加工時でもスポンジカットは気を遣うという内容です。スポンジをざくざく切れるバーチカルカッターも保有しています。
スポンジを切る難しさ
冒頭でもお話をしましたが、柔らかいスポンジを美しく切るのは難しいです。現場でカッターナイフを使って切ることがあるかもしれませんが、きれいに切れずにお困りのご経験もあるかもしれません。見えない場所に使うのでしたら、ご用途にもよりますが多少のことは問題ないのかもしれませんが、やはりきれいに使いたいですよね。
▽ 下記、同じ機械でカットした比較です。一目瞭然ですが、左の切断面がギザギザで、右がスパッと美しいです。
▽ 近くで見るとこんな感じです。全辺にバリができています。
▽ こちらはバリがなく美しいです。
同じ材質を同じ機械で同じスピードで切ってもこれだけの違いが出ます。ゴムはこんなに大きな違いは出ません。
では、なぜこれだけ大きな違いができるのか?
一つだけ異なる条件カットしています。それはカット刃をスポンジ用にチェンジしているのです。ほとんど同じ「刃物」ですが、これだけ大きな差が出るのです。
皆様の現場でできることもあります。それはカッターの刃を新品にしていただくことです。新品の刃であればスポンジを美しく切ることができます。ご面倒かもしれませんが、スポンジを切るときだけでも刃を交換されてください。まったく違う切断面になるかと思います。