はじめに
今回は”ゴムシートの運び方”についてお話します。
あまりイメージが無いかもしれませんが、実はゴムシートは結構な重量があります。
怪我なく安全に運んでいただける様に、普段弊社で運ぶ時の運び方をご紹介します。
1:ゴムシートはロール状で運びます
基本的にゴムシートは納品時にはロール状にしてお届けしています。
運ぶ時、保管する時などロール状にしておくとコンパクトで後の作業もやりやすいと思います。
2:ゴムシートの重さの比較
①比較対象をご用意しました。
ゴムシートは、パット見でどのくらい重いのかイメージしにくいですよね。
という事で、色々と考えた末、今回は日常でよく目にするこちらのペットボトルで重量をイメージしていただこうと思います。
作業場に常備している水です。1本2リットル=2kgです。
②ゴムシートは6本用意しました。
左から順に
①天然ゴム:1mm×1000mm×10000mm 15kg
②天然ゴム:2mm×1000mm×10000mm 30kg
③天然ゴム:3mm×1000mm×5000mm 22.5kg
④天然ゴム:5mm×1000mm×5000mm 37.5kg
⑤天然ゴム:7mm×1000mm×3300mm 34.7kg
⑥補強布入りゴム:10mm×1000mm×2800mm 42kg
です。
薄いゴムシートは小さく巻けるのでコンパクトですね。
逆に厚いゴムシートはあまりきつく巻くと巻グセがひどくなるので、潰れない程度で巻グセもつきすぎない絶妙な巻加減で巻きます。どうしても大きくなります。
③比べてみました。
先程のゴムシートを、それぞれ2Lのペットボトルに置き換えたら、何本分に相当するでしょうか?
それぞれのゴムシートの重量イメージです。
「一人で持てるか不安」ですとか「何人で運んだら良いか」というご質問をいただくことがありますが、こちらでイメージしていただければ想定しやすいかと思います。
3:ゴムシートの持ち方
持ち運びについては、運び先が設置場所なのか保管場所なのかで降ろし方が変わりますが、基本的には設置場所に降ろす場合は横に置き、保管場所に降ろす場合は縦に置くことをオススメします。※詳しくは保管について別記事でご説明いたします)
①一人で持つ場合(1メートル)
1メートル幅のゴムシートはロール長さ1メートルになります。
お一人で持つ場合はこの様に斜めに抱える持ち方になります。
持ち始めは腰を折るのではなく、しっかりとしゃがんだ状態から、足を踏ん張って持ち上げる様にすると腰を傷めにくくなります。
②一人で持つ場合(約1.5メートル)
同じく1.5メートル幅のゴムシートはロール長さが1.5メートルになります。
持ち方は①と同じですが、長い分バランスは取りにくくなります。
難しい場合はお二人で運ぶことをオススメします。
③一人で持つ場合(2メートル)
同じく2メートル幅のゴムシートはロール長さが2メートルになります。
この場合、非常にバランスが取りにくいため、お一人で運ぶのはオススメできません。
2メートル幅のゴムシートを運ぶ場合は以下のように複数人でお持ちください。
④二人で持つ場合
重いものや長いものは基本的にお二人以上で運んでいただくのが安全です。
持ち上げる場合はしっかりとしゃがみこんで、足を使って持ち上げてください。
下ろす場合も同様です。足を使ってしゃがみながら下ろします。
4:まとめ
という事で、今回はゴムシートの持ち方と運び方をご紹介しました。
普段の生活でゴムシートになじみのないお客様からは「こんなに重いと思わなかった!」というお声や「私でも持てますか?」といったご質問をいただくことがあります。
今回の記事で参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。