1:はじめに
今回は、ゴムシートの巻きグセの解消方法についてです。
巻きグセとは、ロール状のクセが付く現象で、そのまま敷いた時にゴムシートの縁が反り返ってしまいます。時間とともに落ち着いて来るのですが、手早く巻きグセを解消する方法を解説します。
2:基本は逆に巻くことです。
ゴムシートはロール状に巻いたままにしておくことでクセがつきます。
ゴムシートは基本的に薄いものほどクセが付きにくく、厚いものはクセがつきやすくなります。
①逆に巻くのが基本です。
反ったゴムシートは基本的には逆に巻くとクセが緩和されます。
この様にサイドから持ち上げて裏返します。
②裏返したら逆に巻いていきます。
裏返したら、いよいよ逆に巻いていきます。巻き初めが肝心です。
ポイントは少し固めに巻くことです。
巻く時にはサイドのズレに気をつけながらゆっくり巻いてください。
紐で結んで固定しますので、予め2〜3本の紐をお手元にご準備いただいておくと良いです。
③1〜2日置きます。
このままの状態で1〜2日置きます。
できれば1日ずつ一度ほどいて状況を見ていただけると良いと思います。
3:ほどく時のワンポイント
ロールをほどく時は、巻いたときとは逆向きにロールを構えます。
そうすると、転がしながらシートをほどくことができます。
4:巻きグセが落ち着くと・・・
逆巻きにして置くとこの様にクセがとれます。
この様に、ほどいた時点では少しクセが残りはすると思います。
これは敷いて時間が経つと馴染んできます。
表裏で同じ仕上がりのゴムシートの場合は、クセを裏にして敷くと馴染みが速いので、お試しください。
5:詳しくは動画で御覧ください。
巻きグセの取り方を動画にしてみました。
巻き方などご参考ください。
6:まとめ
という事で、今回は巻きグセのとり方を解説いたしました。
ゴムという素材はどうしてもはじめのうちはクセがついてしまいます。
ですが、今回のようにクセを解消する方法もありますので、お試しいただければと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。