現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
はじめに
厚物ゴムを細長くカットすることでゴムの角棒を製作することができます。例えば、40mm厚の厚物ゴムを50mm幅×1000mm長さにカットすると40×50×1000のゴム角棒になります。段差解消や嵩上げ材、転がり止めなどに幅広く使っていただくことができます。
ゴム角棒の用途例
様々な使い方があります。
・台車の転がり止め…
40×50の角棒は長さ1000mmで重量はおよそ3kgあります。台車の転がり止めなら1000mmも要らないでしょうから、500mmとしても1.5kgです。持ち運びしやすい重量ですし、ゴムなので何かにぶつけてもキズをつけにくいのでゴムの角棒は重宝されています。
・段差解消…
車両が乗り上げる際に大きな段差があると危険です。そのため、ゴム角棒を置くことで段差解消(緩和)をすることができます。例えば、100mmの段差に50mmの角棒を置くことで段差50mmに緩和されます。この場合は50mm×50mm×1000mmの角棒でも良いかもしれませんが、50mm×100mm×1000mm程度ある方が安心かもしれませんね。この場合は角棒というよりはゴム板ですね。
・嵩上げ材として…
制振材、防振材としても一定の効果はあるかもしれませんが、ここではあくまで高さ調整の嵩上げ材としてのご紹介です。作業台の嵩上げなどが一般的です。屋外物置の湿気対策で嵩上げされる場合もありますが、こちらはコンクリートブロックなどでも代用できますね。
ゴム角棒の製作事例
以下の写真は40×50×2000のゴム角棒です。長さ2000は長さ1000と比較してかなり高額になりますが、厚みによっては可能です。