現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
はじめに
厚物ゴムの角を落として斜めにすることができます。カンタンなスロープ形状です。極端な角度をつけることはできませんが、40~50度程度のアバウトな角度であれば可能です。台車の行き交いがが頻繁な場所に設置される場合は段差のストレスが緩和されるのでお勧めです。
どうやって斜めにするのか?
削る、切るなど様々な方法を駆使して形をつくります。数値を入力してその通りの形状を生み出せるわけではなく、すべて手作業のため仕上がりはアバウトになってしまいますので、厳密な寸法を求められるご用途ではご遠慮いただいてます。
またサイズが大きくなればなるほど、部材の固定や取り回しが困難になるため、テーパー部分だけを製作して土台となる大きなゴムシートに突き合わせるように貼り合わせる方が精度が出しやすく安価になるケースが多いです。
単価、納期にどのくらい影響するのか?
特殊な形状ですので、単価は大きく上がります。大きさにもよりますが、長方形に比べて2倍以上になることも多々あります。また、1枚だけであっても納期は目安として3~4営業日追加でかかります。
▼ 大きなゴムシートの1辺を斜めにしました。このように端部を約45度にするような形状はなんとか可能であることが多いですが、ゴムシートのサイズがあまりに大きいとできません。500×500以内が望ましいです。
▼ 真横から見ると斜めの度合いが分かりやすいですね。