はじめに
ゴムっちです。
今回はグレーチング騒音問題をピタッと解決してくれる!とご好評をいただいている”グレーチング騒音対策ゴムパッキン”の特注品を製作したお話です。
【早朝に響く金属音】
今回のご依頼は、株式会社ベジプラス小林社長からご相談のお問い合わせをいただいたところからスタートしました。
ベジプラス様は、生鮮野菜や果物の卸をされていて早朝からフォークリフトや台車を使った作業をされているそうです。
会社の作業場や倉庫の前に側溝があり、分厚い鉄板とグレーチングで蓋をされているそうですが、上を通るたびにガチャンガチャンと金属音が近隣に響き渡り、悩みの種となっていました。会社の周辺には住宅もあり、問題は深刻でした。
「グレーチングも鉄板も新品に作り直して溝との隙間を少なくするしか方法がない!」ということで、グレーチングの専門店も運営している弊社にお問い合わせをくださいました。
【鉄板用の騒音対策ゴムパッキンを特注製作!】
鉄板もグレーチングも新調すると高額になってしまいますが、弊社はグレーチングの専門店とゴムシートの専門店を運営していますし、ちょうどグレーチングの騒音対策としてのゴムパッキンも取り扱っていましたので、こんなご提案をしてみました。
「一度、鉄板にゴムパッキンを貼って騒音解消をしてみませんか?」
というわけで、鉄板用の騒音防止ゴムパッキンを製作することになったのです。
※ちなみにグレーチングのゴムパッキンはこんな感じです。
【厚みと幅のある特注品完成!】
通常のグレーチングゴムパッキンでは、ゴムの厚みを3mmにしています。これはつまずきの防止とクッション性の発揮に丁度いい厚みだからですが、今回はフォークリフトやトラックも乗り上げる鉄板用のゴムパッキンですので、少し厚い7mmにしました。今回の設置場所では段差も気にならず丁度よい厚みでした。
鉄板のアングル(縁の部分)も広かったので幅も100mmとかなり幅広に製作しました。
【いざ貼り付け】
設置方法は従来のグレーチング騒音対策ゴムパッキンと同じです。アングルを綺麗に拭き掃除し、丁寧にゴムパッキンを圧着していきます。
※弊社では普段施工はお請けしておりません。
【気になる金属音は?】
鉄板とグレーチングそれぞれにゴムパッキンを設置し小林社長に体感していただくと、すぐにお顔が明るくなりました。
「バッチリです。全然違います。これなら安心できます。」
▲小林社長
実際に鉄板に貼ったグレーチング騒音防止パッキンの特注品がどれくらいの減音をするかを動画でご確認いただけます。
【一緒にオススメしたグレーチングカバーも体験!】
今回はグレーチングカバーも一緒に体験していただきました。
「グレーチングは金属音も気になりますが、どちらかというとゴミが下に落ちて掃除がすごく大変なんです。」
弊社には、そんなお悩みをバッチリ解消するグレーチングカバーという商品があります。
今回は車両も通過するので厚みのある商品をおすすめしました。
▲こちらがカバー前
▲カバー後
「これはいいですね。ゴミも落ちなそうだし、台車が通る時に車輪がハマらなそうで仕事の効率も上がりそうです。見た目も良いですね。」
【まとめ】
ということで、今回は「鉄板の騒音防止ゴムパッキン」のお話でした。
グレーチングや鉄板など側溝の騒音問題にお悩みの方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。