現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
はじめに
ゴムシートの縁に傾斜をつけることができます。大きなサイズも不可能ではないのですが手加工になりますので、できれば2M以内くらいでお願いしております。手加工はどうしてもアバウトになるので精密な寸法をご希望の場合はお断りさせていただく場合があります。
傾斜(テーパー)をつけることのメリットとデメリット
5mm厚のゴムを敷くことで当然ですがそこを通過する際には5mmの段差が生じます。歩行時にはほぼ気にならない段差でも台車通行時には必ずガタンと振動(衝撃)があるわけですからストレスになり得ます。たとえ5mmの段差でも乗り上げる際にわずかに押し込んで乗り上げることになります。
これらは傾斜をつけることでかなり緩和されます。わずかなことかもしれませんが、1日に何度も通る場所で毎回のストレスを緩和できるなら作業者にとっては大きなメリットだと思います。これが10mmの段差、15mmの段差、それ以上になるとさらに効果が分かりやすくなります。
デメリットは工賃がかかることです。かなり慎重に作業を進めないといけないので工賃は安くはないです。厚みや傾斜をつける距離によって工賃は大きく変動いたしますので、お見積りをご依頼くださいませ。
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傾斜をつけたマットの敷き方の例
敷き方はいろいろと考えられます。
分かりやすい2事例を挙げますと下記です。
寸法は記載していませんが、厚み10×1M×2Mとします。
この2例では大きな違いがあります。
左の1枚ものは手作業で傾斜をつけます。寸法はアバウトで加工賃も高額になりやすいです。量産は非常に長い納期が必要です。
右の傾斜だけを別途製作するケースでは傾斜部を機械加工することも可能です。量産にも対応しやすいですが、現場でつなぐ作業が生じます。
1枚ものはサイズが大きくなりすぎるとお断りするケースも有り得ます。例えば、1M×10Mの全周に傾斜(テーパー)のご依頼は辞退させていただく可能性があり、上のご提案のように四辺傾斜パーツを分割でご提案させていただくかと思います。