ゴムシート.comのスタッフブログ
「ゴムの木カフェ」

ゴムシート.comのスタッフブログ ゴムの木カフェ

現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!

はじめに

厚物ゴムは養生、緩衝、嵩上げ、段差解消などによく使われます。厚みがあると縦横が小さなサイズでも重量感があり安定感が増すため、置き敷きでも使いやすいです。天然系のため、パッキン材など製品部材にはお使いいただけません。

厚物ゴムの用途

ゴムシート.comのお客様で使用例が多いのは、養生、緩衝、嵩上げ、段差解消です。リサイクルゴムにも厚物がありますので、どちらを選ぶか迷われるかもしれませんが、いくつかの選択基準があります。

〇フラット面が良い場合

リサイクルゴムは片面イボ付のため、フラット面を希望される場合は厚物ゴムをお選びください。ただ、リサイクルゴムの場合でもコンパネを1枚敷くとフラット面になりますので、製品置き場などでは大差がありません。嵩上げ材などはフラット面が好まれるかと思います。

〇小さなサイズで良い場合

リサイクルゴムは原則として1M×2Mの原反売りのため、小さなサイズは割高になりやすいです。厚物ゴムは切り売りを前提していますため、100×1000mmなどの段差解消ゴムでも割高にならずにご注文していただけます。

現場スタッフ富田です!
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はじめに

黒色メインのゴムシートですが、白色のゴムシートもあります。白色は見た目が美しく(汚れは目立ちますが)、他のカラーと違って場所の雰囲気を大きく変化させませんので、非常に使い勝手が良い色です。ただし、高価ですのでここぞ!というときに使ってくださいませ。

黒色ゴムと白色ゴムの価格と納期の違い

白色ゴムは高価です。黒色に比べて2.5~3倍程度とご理解ください。また、在庫していませんため取り寄せ品です。そのため、即納は無理で早くて2~3営業日後の出荷、通常3~4営業日後の出荷でお願いしています。

ブランドイメージでどうしても白色ゴムが必要な場合や、細長くカットしてフォークリフト走行試験の白線に使われるなど、白色が活躍できる場所はいくつも考えられます。

現場スタッフ富田です!
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はじめに

人気の縞鋼板模様のゴムシート(商品名:てっぱんゴムシート」には幅広タイプもあります。通常幅1Mに対して、幅広タイプは1.5Mです。1Mでは少し足りない、などの場合に幅広タイプは重宝されます。

幅広タイプが重宝されるケース

幅広じゃないと絶対にダメ!とご依頼をいただくことが多々あります。

・1.3M×3Mに敷き詰めたい
・6M×6Mに敷き詰めたい

の2例で考えてみたいです。

〇1.3M×3Mに敷き詰めたい

通常幅1Mの規格しかなければ、下記寸法でゴムシートを敷きます。

・1M×3M+0.3M×3M 合計2枚
・0.65M×3Mが2枚 合計2枚
・1M×1.3Mが3枚 合計3枚

どれも複数枚になってしまい、継ぎ目ができてしまいます。0.65M×3Mは等分割で見た目も美しく敷けそうですが、1枚重量が軽くなるのでズレやすくなるのが難点です。幅広があれば下記で解決です。

・1.3M×3M 1枚で敷けます

幅広1.5Mから1.3Mを切り出すことで1枚もので敷き詰め可能です。

幅広1.5M幅のサイズ感

ご想像されているより大きいかもしれません。

▽ 作業台に広げてみました。作業台の大きさは約1.5M×2.5Mです。作業台ほぼいっぱいに広がっています。

▽ 大きなゴムですが、作業台に載せることでカットがしやすく作業時間の短縮になっています。

現場スタッフ富田です!
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はじめに

作業台と製品の保護のための作業台マットのご依頼が増えています。私たちはがご提案している作業台ゴムマットは表が緑色で通常のゴムよりもツルっとした仕上がりのゴムシートです。作業台マットに滑り止めが効きすぎると作業効率の低下が懸念されますので、違和感のないようにしたかったのです。もちろん作業台の形状にカットして納品させていただきます。

作業台マットに期待されること

キズ防止だけならどんなゴムでも良いでしょうけど、作業台は作業効率が最優先ですからきっちりと考えたいです。私たちの作業台マットの特徴をあわせてご紹介します。

ざっくりと下記3点でしょうか。

・キズ防止 製品保護
・作業しやすい
・掃除しやすい

〇キズ防止、製品保護

どのようなゴムでも効果はほとんど変わりません。作業台全面に敷いてしまえば期待される効果は得られます。付け加えるなら、作業台全面=広い面積に敷きますので、黒色だと雰囲気が一気に暗くなってしまいますので、落ち着いた緑色でご用意しています。

〇作業しやすい

エンボスや筋入りだとグリップが効きすぎたり、引っ掛かりが出るためフラットが望ましいかと思います。さらにいえば、作業台に近い質感が良いです。木材の作業台なら仕上げをしているでしょうし、金属面でも同様に平滑でサラっとしていますよね。ゴム材でサラっとした仕上げは難しいので、ツルっと仕上げています。(感覚的な表現でごめんなさい)作業の妨げになりにくいようにしているつもりです。

〇掃除しやすい

これも気がつきにくいですが、大切な要素です。通常のゴムでも水拭きや乾拭きはできますが、ゴムの質感が影響してゴミや埃を除去しにくいです。こちらの作業台ゴムマットは若干の静電気防止効果がありますので、ゴミや埃が付着しにくいのです。さらに、ツルっとした表面が水拭きや乾拭きの効果を高めています。

機械加工で作業台の形状に合わせたカットができます。

1000×2000以内のサイズでしたら、機械加工で自在に形状カットできます。

▽ 機械加工した直後です。

▽ 全形状を見せられませんが、複数枚のカットをしています。

▽ 裏面は黒色で布目がついています。

はじめに

ゴムシート.comでは毎日多くの御見積のご依頼やお電話やメールでお問い合わせをいただきます。また、物流センターにお越しいただいて打ち合わせをさせていただくこともあります。従来からLINEを使ってのご相談窓口は開設していましたが、このたびLINEを使わずにパソコンやスマホからカンタンにご相談していただけるチャット窓口を設置いたしました。お仕事中などでスマホからLINEでのお問い合わせが出来ない方などにオススメです。

チャットの手軽さ

お問い合わせフォームよりもチャットは手軽にお使いいただけます。フォームだと、お名前やメールアドレスなどをご入力いただく必要がありますが、チャットだとご質問内容を入力していただくだけでOKです。例えば、「今日出荷できますか?」「在庫ありますか?」などはチャットで手軽にご連絡いただけると便利だと思います。

ただし、ネット環境によっては接続切れなどが有り得ますので、ご注意ください。

LINEも継続して使用可能です。

チャットボタンをクリック(タップ)していただくとチャットウインドウが開きます。

▽ 右下のチャットボタンをクリックします。

▽ すると下記のようにチャットウインドウが開きます。

LINEでやり取りご希望の場合はLINEアイコンをクリック(タップ)してお進みください。LINEの方が使い慣れていたり、やり取りの記録が残るので、使いやすいという方が多数です。

LINEだけではなくPCのチャットを導入した理由

ゴムシート.comのお客様はパソコンからのお問い合わせやご注文が多く、業務中はスマホで問い合わせしにくいという事情をお聞きしました。LINEはパソコンでも使えますが、わざわざLINEにログインして使うのは効率的ではなく、ログインなしでそのままチャットできる方が便利だと判断し導入を決めました。

1文だけのお問い合わせなど、お気軽に手軽に使っていただいてます。ぜひご連絡ください。

現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!

はじめに

ゴムシート.comではゴムシートを短冊状(長細い形状)にカットできます。長方形のカットなので、お客様の現場でもカットは可能かもしれませんが、現場はやることがたくさんあってゴムシートのカットに時間をかけてられないこともあります。むしろ、時間との勝負である現場ではゴムシートに時間を費やすことができないことがほとんどでしょう。ご指定の寸法と枚数がそのままお手元に届けば開梱するだけですぐに使えますので、時間と労力のいずれも削減できます。

短納期に挑戦

ゴムシートの発注はお急ぎのご依頼になることが多いです。「急に必要になった」「忘れてた」など理由は様々ですが、理由に関わらずお困りなことは共通しています。大阪府外から当日お引き取りに来られる方もいらっしゃいます。出荷したら翌日着、お引き取りなら当日ですから、その1日の差が大きい場合です。(現場が止まってしまっているなど)

ですので、御見積のご依頼時に「お急ぎ」と記載していただくことで、ゴムシート.comの加工現場と打ち合わせの上で、限界可能な出荷日をご連絡させていただきます。

▽ ゴムシートを手加工で細長くカットしています。

▽ 梱包するために重ねています。

▽ 重ね終わりました。このようにすることでゴムシートの重量で巻き癖もやわらぎます。

▽ 梱包完了です。今回はこのような荷姿になりました。サイズや枚数で梱包は異なる場合があります。

現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!

はじめに

山道や林道では路面保護(作業道の維持)のため、排水工事をしています。この工事ではゴムシートを木材で挟み込んだユニットを地面に埋設するのですが、そのゴムシートをご依頼いただくことが多いです。作業車が往来する道ですので、耐引裂や耐破断に優れた補強布入りゴムをオススメしています。

オススメの材質と厚み

補強布入りゴムの厚さ10mmをオススメしています。ただ、例外としてマウンテンバイクなどが多く走行される山道では厚さ5mmをお選びいただいたこともあります。ゴムシート.comでは8割が厚さ10mm、2割が厚さ5mmがおよその納品割合です。補強布入りは通常の天然ゴムに比べ、裂けにくく破れにくいのでこの用途に最適です。ただし、専用品ではありませんのでご注意ください。

納品例の多い幅と長さ

幅180~200mm程度がほとんどで、長さ2000~5000mm程度が多いです。現場の仕様や使い勝手があるかと思いますので、様々です。傾向としては幅は180mmか200mmのいずれか2択で、長さは前述の範囲内でいくつものパターンで納品事例がございます。長さの調整は現場でも出来るのではないかと思います。幅のカットは労力と時間がかかるので事前にご依頼ください。

施工について

実際の現場施工について、私たちには知見がございません。山道、林道の水切りゴム(又は横断排水溝用のゴム)の納品事例は多くございますが、ユニットの製作や工事内容についてはお答えできません。しかし、適切なゴムの選定のご協力やその際のサンプルご提供(補強布入りゴムは有料です)などは喜んで承ります。

御見積やご相談は下記からお願いいたします。
https://gom-sheet.com/order/#contents


1:はじめに

今回は、ゴムシートの巻きグセの解消方法についてです。

巻きグセとは、ロール状のクセが付く現象で、そのまま敷いた時にゴムシートの縁が反り返ってしまいます。時間とともに落ち着いて来るのですが、手早く巻きグセを解消する方法を解説します。

2:基本は逆に巻くことです。

ゴムシートはロール状に巻いたままにしておくことでクセがつきます。

ゴムシートは基本的に薄いものほどクセが付きにくく、厚いものはクセがつきやすくなります。

①逆に巻くのが基本です。

反ったゴムシートは基本的には逆に巻くとクセが緩和されます。

この様にサイドから持ち上げて裏返します。

②裏返したら逆に巻いていきます。

裏返したら、いよいよ逆に巻いていきます。巻き初めが肝心です。

ポイントは少し固めに巻くことです。

巻く時にはサイドのズレに気をつけながらゆっくり巻いてください。

紐で結んで固定しますので、予め2〜3本の紐をお手元にご準備いただいておくと良いです。

③1〜2日置きます。

このままの状態で1〜2日置きます。

できれば1日ずつ一度ほどいて状況を見ていただけると良いと思います。

3:ほどく時のワンポイント

ロールをほどく時は、巻いたときとは逆向きにロールを構えます。

そうすると、転がしながらシートをほどくことができます。

4:巻きグセが落ち着くと・・・

逆巻きにして置くとこの様にクセがとれます。

この様に、ほどいた時点では少しクセが残りはすると思います。


これは敷いて時間が経つと馴染んできます。

表裏で同じ仕上がりのゴムシートの場合は、クセを裏にして敷くと馴染みが速いので、お試しください。

5:詳しくは動画で御覧ください。

巻きグセの取り方を動画にしてみました。

巻き方などご参考ください。

6:まとめ

という事で、今回は巻きグセのとり方を解説いたしました。

ゴムという素材はどうしてもはじめのうちはクセがついてしまいます。

ですが、今回のようにクセを解消する方法もありますので、お試しいただければと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

本日はお客様の使用事例のご紹介です。

公益財団法人関西盲導犬協会がたくさん集まるホール内の滑り止めおよび床面養生目的でスポーツジム専用ゴムをお使いいただきました。

■商品名
スポーツジム専用ゴムマット(青)厚さ15mm×幅500mm×長さ500mm

■枚数
合計252枚

■お客様名
公益財団法人関西盲導犬協会

はじめに

盲導犬用ゴムマットはありませんが、フロア内(ホール内)の滑り止め、養生目的でしたらスポーツジム専用ゴムマットがオススメです。臭いがしない、1枚重量が軽いの持ち運びしやすい、ゴムチップ系でクッション性に優れるが表面に薄いゴムを1枚敷いているのでチップがバラバラになりにくい、厚さ15mmタイプは防炎認定品などがオススメの理由です。

実際に敷いていただいた写真はこちら

ホールに敷いていただいた実際の写真です。

▽ 設置前

▽ 設置前

▽ フロアにスポーツジムマットを敷いていただきました。252枚です。

▽ ピタッと敷き詰められ、縁に造作をされてます。

▽ 違うアングルから。広いスペースに敷き詰めていただきました。

▽ 盲導犬です。快適に過ごせる環境を作られていますね。

私たちの商品をきれいに設置しておられ、とてもうれしいです。犬は腹ばいに待機?するので、フロアタイルだと冷えてしまうかもしれませんね。このようにゴムマットを敷いていただくこと、冬場の体温対策にもなりそうです。

現場スタッフ富田です!
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はじめに

トラックの荷台寸法に合わせたカットを承っています。荷台寸法は様々です。ゴムシート.comでは2トン車の荷台幅で多い1600mm幅のゴムシートを規格品として在庫していますが、わずかに小さくカットして収まりをよくされたいなどのご依頼を多くいただきます。お手元に届いた後にカットしていただくこともできますが、わずかにカットするのは意外と難しいものです。今日はそのわずかなカットの様子をご紹介いたします。

トラックの荷台寸法について

軽トラは1400mm幅、2トン車は1600mm幅が多いです。ロングやワイド、または車種の違いで若干のサイズ違いはあります。

2トン車1600mm幅のご注文を多くいただきますが、1580~1620くらいのご指定をいただくことが多いです。このような場合、私たちは以下のようなご提案をさせていただきます。

天然ゴムシート(黒/両面エンボス)の5mm厚×1600mm幅または10mm厚×1600mm幅がありますので、こちらの規格幅でいかがでしょうか。とご提案しております。

〇1580mmがご希望のお客様

→カットする場合はカット工賃がかかります。1600(実際には余尺があるので、もう少し大きい)だと若干大きく、収まりは悪いですが、鉄板のように絶対に設置できないわけではなく、少し見栄えが悪いですがゴムの柔軟性を活かして設置することは出来ます。

〇1620mmがご希望のお客様

→1620mmにする場合は810mm幅×2枚の2枚分割品になります。1600mmの規格幅には余尺がありますので、1620ピタリではないですが、1600~1620の寸法で設置することができます。

ご提案の理由として、幅のカットをしない方が安いからです。安くても使えなければ意味がないですが、トラック荷台の場合はそのようなことがなく、見栄えと価格とのバランスをご判断いただくための材料としてご提案をしています。例えば、自社でお使いの場合は多少の見栄えは犠牲にできても、納品車の場合はピタリ寸法をお求めになられる、などです。

ゴムシートをわずかにカットする

1600mm幅のゴムシートを1580mm幅にカットする、わずか20mmのカットは想像以上に難しいです。ゴムは柔らかいため、材料が動くのです。それをしっかり固定しながらとなりますと、充分な作業スペースとゴムの特性を知っていないと難しいです。仮に私たちがこのサイズのカット作業を行う場合は機械に載せられませんので手加工になりますが、大きな作業台に載せて体勢を安定させて切ることを心がけます。他に細かなコツや手順などもありますが、大切なことは身体に負担をかけずに安定した体制を維持できる、ということです。

広いスペース、適切な高さの作業台など、ゴムを切ることに特化した物流センターなので可能ですが、トラックの荷台などで作業されるとなると非常に大変だと思います。

▽ 天然ゴム両面エンボス厚さ10mm×1600mm幅です。非常に大きくて重いです。

▽ わずかな幅を切り落とすために採寸しています。

▽ 切り始めました。定規が動かないように固定して切ります。

▽ カット完了です。慣れが必要なカットです。

現場スタッフ富田です!
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はじめに

角を丸く面取りするR面取りだけでなく、角をスパッと直線に面取りするC面取りも可能です。R面部分とC面部分の混在なども自由にご指定いただけます。面取りの有無で単価は変わります(有が高い)が、設置現場で後加工するのは困難でしょうから、事前にご依頼いただくと設置がスムーズです。

C面取りが必要なゴム部材

角を落とすC面取りはお客様からのご依頼がなければ行いません。C面取りが必要な場合は必ずお教えください。ほとんどの場合は図面にC面指定があるので、「必要」と言うことだと思います。図面のないご指定加工の場合、例えば作業台マットとしてお使いの場合は、その作業台の4角の形状に合わせるなどのご指定があります。作業台の4角が丸みを帯びている場合はR面取りですね。

1つの図面にC面取りとR面取りがある場合

もちろん承ります。例えば、下記のような事例です。

▽ 写真最下部の角を落としている面取りがC面取りです。

▽ こちらは同じ加工品ですが、内径にRをつけた加工をしています。(上の写真でもギリギリ写っていますね)

上の二つの写真にはボルト穴加工も見えるかと思います。このように面取りをする場合は穴あけなどもご依頼いただくことが多く、すべてを機械加工で行っています。そのため、最大加工寸法は1000×2000以内でお願いいたします。

ご依頼時はお見積りフォームからお願いいたします。その際に、手書きの図面をお送りいただけるとスムーズに御見積できますので、ご協力をいただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

はじめに

今回は両面テープの強度についてのお話です。

ゴムシートをご購入される方の中には”両面テープ”を貼った状態での納品を希望されるお客様もいらっしゃいます。

例えば…

フォークリフト用のパレットにゴムシートを貼り付けて、積載物の保護と滑り止めのために使ったり…

両面テープ仕様のパッキンとして使ったり…

他にも

・パーテーションの土台に貼って滑り止めにする
・壁を車の衝突や何らかの衝撃から守る保護シートとして
・ゴムシート施工時の仮止め用として

などなど、様々な目的で両面テープを貼った状態での納品をご希望されます。

この両面テープですが、ゴムシートドットコムでは接着力の違う2種類の両面テープをご用意しており、お客様のご要望に合わせて、適宜貼り分けて出荷しています。それぞれの強度や特徴をご説明していきます。

1:両面テープの種類

①一般的な両面テープ

こちらはいわゆる普通の両面テープです。一般的に市販されているよく見かけるタイプのテープです。

②ブチルテープ

こちらは、一般的にはあまり見かけない両面テープです。ゴムシートの表面がエンボス(凹凸仕様)の時や、屋外でご使用の場合、また通常よりしっかりと貼り合わせたい時に使う業務用のテープです。

※状況に応じて、両面テープが適している場合や接着剤が適している場合があります。どちらが良いかわからない時には、ゴムシートドットコムまでお気軽にお問い合わせください。

2:両面テープの厚み

①一般的な両面テープ

弊社では厚み0.1mmのテープを使用しています。

薄いのでテープの厚みによる仕上がりの厚みや段差はあまり気にされた事がありません。

②ブチルテープ

弊社では厚み0.45mmのテープを使用しています。

状況によって、テープ自体の厚みによる仕上がりの厚みや段差を気にされる場合がありました。

3:両面テープの扱いの特徴

①強度と時間

一般的に強度の強いテープほど粘着させて固定させておく「貼り合わせのための時間」は長く取る必要があります。例えば弊社のブチルテープの場合、貼り合わせて24時間を推奨しています。

貼り合わせている間は、クランプで挟んだり重りを乗せたりして圧をかけて固定させていただくようお願いしています。

この様に当て木をして挟むと均等に圧がかかり、仕上がりが良くなります。

②強度と下地

一口に強度といっても、何に貼り付けるかによって変わってきます。貼り付ける相手が木なのか鉄なのかゴムなのかによりますし、それぞれの質にも左右されます。必要な場合にテストをご希望されるお客様もいらっしゃいますので、弊社ではお試しいただけるよう有料サンプル1,100円(送料+税込)をご用意しています。別途お問い合わせください。

③幅と継貼りについて

弊社でご用意している両面テープは主に幅100mm~幅150mmです。(ブチルテープは幅100mmのみ)そのため、シート全面にシールの貼付けをご希望される場合は、100~150mm幅を並べて貼り付ける「継貼り」で納品させていただいています。

4:まとめ

今回は両面テープについてご説明させていただきました。

両面テープを必要とするシーンは色々とありますが、これからもご要望に合わせて最適なご提案ができるように取り組んでまいります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

はじめに

今回はゴムシートの保管方法についてのお話です。

ゴムシートは用途に応じて、敷きっぱなしにしたり、必要な時だけ敷いたりします。

この保管について、なるべく長持ちするように適切な保管をしていただけるよう、いくつかの注意点をまとめました。保管の参考にしていただければと思います。

1:基本的な保管方法

基本的には縦に立てて置きます。

自立する様に縦置きしましょう。

ご注意ポイント!

斜めに立てかけると良くないです。
斜めにすると、縁が重みで変形してしまいやすいからです。

2:厚み1mm未満は横置き

基本は縦置きなのですが、厚みが1mmに満たないゴムシートは縦に置くと自立していても縁が重みで変形してしまいやすいです。

厚みが1mm未満のゴムシートは、なるべくキツめに巻いてフラットな場所に横にして保管してください。

3:気をつけること

ゴムの保管で気をつけたいのは「巻きグセ」と「ゆがみ」です。詳しくご説明します。

①巻きグセ

巻きグセとは、長時間ロール状にしておくことでゴムシート自体にロール状の癖がつく現象です。特に巻き始め部分は癖がつきやすく、敷いた時に端が浮いてしまう原因になります。

巻きグセを付けないためには、ロール状にする時に”なるべくゆるく巻く”という事が大切です。ただし、ゆるすぎると縦置きした時に重みでゆがみますので、自立する程度でゆるく巻くようにしてください。

②ゆがみ

ゆがみとは、一部分に過度な圧力がかかった時に、その部分がなみうった様になる現象です。敷いた時にその部分がフラットにならず引っかかりの原因になります。

ゆがみを付けないためには、過度な圧力がかかるような保管をしないことを気をつけます。

例えば先程も上で書いた、ロール状のゴムシートの斜め立て保管ですが、一部に過度な圧力が長時間かかってしまいます。

また、ゆるく巻いたゴムシートを横に何本も積み上げると、下に積んだシートが横に潰れてゆがみます。むやみに横置き保管をするのはオススメできません。

4:保管のコツ

では、最後に保管のコツです。これまでの事を応用します。

①厚み1mm以上のゴムシートの保管

厚み1mm以上のゴムシートは自立する程度にゆるく巻いて縦置きで保管します。

ゴムシートは厚みが厚くなるほど巻きグセがつきやすくなりますので、厚くなるほどゆるく巻く事がポイントです。

②厚み1mm未満のゴムシートの保管

厚み1mm未満のゴムシートはしっかり巻いてください。重みでロールが潰れてしまうようなら、さらに固く巻き直す事をオススメします。しっかり巻いてフラットな場所で横置きしてください。なるべく上にものを乗せないようにしましょう。

厚み1mm未満のゴムシートには巻きグセは比較的付きにくいので、巻きグセよりゆがみに気をつけて保管をしてください。

5:番外編、運ぶ時は?

保管ではなく、運搬するためにロール状に巻く場合、基本的にはかために巻いて運搬します。積んだ時に潰れてしまうのを防ぐためで、運搬後に巻き直せば、巻グセはあまり気にならないためです。

6:まとめ

いかがでしたでしょうか?

ゴムは長時間の圧力で変形してしまいます。ご購入いただいたゴムシートを長く機能的にお使いいただけるように、正しい保管をしていただければと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!

はじめに

ゴムシート.com物流センターには毎週のようにお引き取りや材質相談のお客様にお越しいただきます。二人がかりでも持てないお引き取り時にはトラックでお越しいただくことも可能です。積み込み時は私たちがおりますのでお手伝いさせていただきますが、荷下ろし時にフォークリフトで降ろすためにはパレットで積み込む必要があるからです。本日はトラックでお引き取りに来ていただいた様子をチラっとだけご紹介です。

材質確認、材質相談のご来社について

大歓迎です。ただ、不在にしているときや極端にバタバタしているときはお話が出来ない場合がありますので、ご来社日時を事前にご連絡いただけますとスムーズです。現場ですので、着席しての打ち合わせなど難しいですが、現場担当者と現物を見ながら打ち合わせしていただけます。材質もそうですが、厚みの選定なども現物を見ていただくと分かりやすいかと思います。

ご注文品のお引き取りについて

お急ぎの方の当日お引き取りも多いですが、工事日に合わせてのお引き取りも非常に多いです。事前にご注文をいただいておりましたら、弊社倉庫内で保管いたします。(保管期間などはその都度ご相談させてください)

積み込みはお手伝いをさせていただきます。乗用車、プロボックスなどの商用バン、ハイエースなどのワンボックスタイプ、トラックでのお引き取りなど商品内容に応じて様々なお車でお越しいただきますが、最大積載重量にお気をつけてお越しください。特に乗用車、商用バンなどは多くは積み込みできませんのでご注意ください。

1~2人で持てないゴムシートのお引き取りについて

例えば10mm×1M×10Mは150kg程度あります。10人で持てば1人あたり15kgの負担なので持てそうですが、1Mのゴムシートを10人で持つことができません。といいますのも、10人いても持つところがないからです。端と端を持つ合計2名で持つことになるかと思います。

天然ゴム 10mm×1M×10M 1本をお引き取りに来られるとして、以下のイメージです。

●プロボックスなどの商用バンでお越しの場合

→1本だと重量は問題ないと思いますが、すでに積んでおられるものにご注意いただいて、合計の積載重量にお気をつけてお越しください。ゴムシートは重くて持てませんので、フォークリフトでギリギリまでアシストして積み込みをさせていただきます。荷下ろし時は人力で降ろしていただくことになるかと思います。

●ハイエースなどのワンボックスタイプでお越しの場合

→基本的には商用バンと同じです。こちらは最大積載重量に余裕があるかと思います。荷下ろし時は充分にご注意ください。

●トラックでお越しの場合

→ゴムシートをパレットに載せて積み込むことができます。パレットに載せておけば、荷下ろし時にもフォークリフトでカンタンに荷下ろしすることができます。そのまま現場に行かれる際はこちらの方が便利だと思います。もちろん、パレットに載せずに積み込みをすることもできます。いずれかご都合の良い荷姿をご指示ください。

はじめに

今回は”ゴムシートの運び方”についてお話します。

あまりイメージが無いかもしれませんが、実はゴムシートは結構な重量があります。

怪我なく安全に運んでいただける様に、普段弊社で運ぶ時の運び方をご紹介します。

1:ゴムシートはロール状で運びます

基本的にゴムシートは納品時にはロール状にしてお届けしています。

運ぶ時、保管する時などロール状にしておくとコンパクトで後の作業もやりやすいと思います。

2:ゴムシートの重さの比較

①比較対象をご用意しました。

ゴムシートは、パット見でどのくらい重いのかイメージしにくいですよね。

という事で、色々と考えた末、今回は日常でよく目にするこちらのペットボトルで重量をイメージしていただこうと思います。

作業場に常備している水です。1本2リットル=2kgです。

②ゴムシートは6本用意しました。

左から順に
①天然ゴム:1mm×1000mm×10000mm 15kg
②天然ゴム:2mm×1000mm×10000mm 30kg
③天然ゴム:3mm×1000mm×5000mm 22.5kg
④天然ゴム:5mm×1000mm×5000mm 37.5kg
⑤天然ゴム:7mm×1000mm×3300mm 34.7kg
⑥補強布入りゴム:10mm×1000mm×2800mm 42kg
です。

薄いゴムシートは小さく巻けるのでコンパクトですね。
逆に厚いゴムシートはあまりきつく巻くと巻グセがひどくなるので、潰れない程度で巻グセもつきすぎない絶妙な巻加減で巻きます。どうしても大きくなります。

③比べてみました。

先程のゴムシートを、それぞれ2Lのペットボトルに置き換えたら、何本分に相当するでしょうか?

それぞれのゴムシートの重量イメージです。

「一人で持てるか不安」ですとか「何人で運んだら良いか」というご質問をいただくことがありますが、こちらでイメージしていただければ想定しやすいかと思います。

3:ゴムシートの持ち方

持ち運びについては、運び先が設置場所なのか保管場所なのかで降ろし方が変わりますが、基本的には設置場所に降ろす場合は横に置き、保管場所に降ろす場合は縦に置くことをオススメします。※詳しくは保管について別記事でご説明いたします)

①一人で持つ場合(1メートル)

1メートル幅のゴムシートはロール長さ1メートルになります。
お一人で持つ場合はこの様に斜めに抱える持ち方になります。
持ち始めは腰を折るのではなく、しっかりとしゃがんだ状態から、足を踏ん張って持ち上げる様にすると腰を傷めにくくなります。

②一人で持つ場合(約1.5メートル)

同じく1.5メートル幅のゴムシートはロール長さが1.5メートルになります。
持ち方は①と同じですが、長い分バランスは取りにくくなります。
難しい場合はお二人で運ぶことをオススメします。

③一人で持つ場合(2メートル)

同じく2メートル幅のゴムシートはロール長さが2メートルになります。
この場合、非常にバランスが取りにくいため、お一人で運ぶのはオススメできません。
2メートル幅のゴムシートを運ぶ場合は以下のように複数人でお持ちください。

④二人で持つ場合

重いものや長いものは基本的にお二人以上で運んでいただくのが安全です。
持ち上げる場合はしっかりとしゃがみこんで、足を使って持ち上げてください。
下ろす場合も同様です。足を使ってしゃがみながら下ろします。

4:まとめ

という事で、今回はゴムシートの持ち方と運び方をご紹介しました。

普段の生活でゴムシートになじみのないお客様からは「こんなに重いと思わなかった!」というお声や「私でも持てますか?」といったご質問をいただくことがあります。

今回の記事で参考にしていただければと思います。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!

はじめに

テープ付きは小さめサイズのご依頼が多いですが、長尺ゴムシートでもテープをつけて納品できます。使うテープの量が多く、テープを貼る時間も多いため、単価は上がりますが可能です。ご参考として、長さ2M以内が経済的で寸法精度も出やすいです。今日は長尺ゴムシートにテープを貼る様子をご紹介いたします。かなり地味な作業ですが、これをお客様が施工現場でされるのはかなりの労力が必要かと思います。

長尺のエンボスゴムシートに両面テープをつけました

エンボスゴムシートは両面テープがしっかりとつきませんので、粗面にも接着できる両面テープを使います。テープの長さは数十メートルありますが、幅100mmですのでゴム幅が100mmを超える場合は必ず継ぎ貼りになります。(100以下でも基本は継ぎ貼りでご承諾をお願いしております)

機械に載せられないサイズなので、作業台を使って手作業で貼りつけとカットをしています。広げられるスペースがあるので、テープの貼りつけ作業がしやすく、美しくできます。これが狭いところで広げながら巻きながらの作業になりますとミスがでやすく美しく仕上げにくいです。

実際の作業の様子

ゴムシート.com内でテープを貼っている様子をご紹介します。

▽ 長さ5Mを超えるゴムシートに両面テープを貼りつけています。

▽ 貼り付け完了、裏返してカットします。

▽ ゴム面から切ることで刃先が安定してカットしやすいです。

▽ カット完了です。テープは継ぎ貼りになっています。


現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!

はじめに

倉庫内のフォークリフト走行でゴムマットを敷いていただくことが多いです。滑り止めや床面保護が主な目的ですが、ゴムマットの上に走行を限定することで作業員との接触事故を無くす仕組み作りをされるケースもあります。フォークリフトの事故は重大な事故につながりやすいです。私たちのゴムマットで安全な運用の一助になるご提案ができればうれしいです。

フォークリフト走行路にオススメの材質と厚み

環境、フォークリフトの能力などにもよるので一概には申し上げられません。ざっくりと申し上げますと、濡れても滑りにくい材質で厚みは10mm以上です。今回、ご紹介しているリサイクルゴムは濡れても滑りにくく面積単価が安いためオススメです。

●オススメの材質

1.リサイクルゴム…片面にイボがあり滑り止め効果を想起させるとともに、表面がザラザラしているため濡れても滑りにくい材質です。面積単価は天然ゴムより安く、ラインナップ中の最安値。さらに厚みの幅も5mmから30mmのラインナップがあるため選択肢が広い。しかし、最大長さ2Mで長尺品がないため長さを継ぎ足していただく必要があります。

2.天然ゴム両面エンボス…両面ともにザラザラの布目のようなパターンが入っていて滑り止め効果に優れます。10Mの長尺品があり、分割数が少なくて済むのが魅力。

●オススメの厚み

前述しましたように環境、フォークリフトの能力などにもよるので一概には申し上げられません。納品実績は5~20mmですが、ほとんどの場合で、10~20mmをお使いいただいています。ご注意いただきたい点として、直進時は問題なくても切り返し時にゴムにかかる負担が大きいため、破れや裂けの可能性があります。特にリーチ式は小回りが利くため、狭い場所での切り返しを多用します。そのようなときに耐えるためには少し余裕を持って厚みが必要かと思います。ただ、厚みを増せば増すほど、その厚み分の段差ができますので一長一短です。

▽ リサイクルゴムは作業者の負担軽減にもなります。

▽ リサイクルゴムのイボが走行の妨げになることはありません。

▽ 写真のリサイクルゴムは厚さ10mmです。能力1~1.5トン程度であればすぐに破けることはないかと思います。(諸条件により一概には申し上げられません)

ゴムシート.comではスポーツの練習でゴムマットを使っていただくことも多くあります。今日はその中でもたくさん納品させていただくバッティング練習専用ゴムマットをご紹介いたします。

はじめに

バッティング練習は安全にバットを振れる場所であればどこでも練習できます。と、思われがちですが質の高い練習をするための工夫は必要だと思います。特にフォームを固める段階での素振りでは崩れた姿勢で何回振ってもダメです。特にバッティング練習ではスタンスが重要だと聞きました。ぬかるみや凸凹のある路面ではスタンスが決まらないため、平滑を維持できるゴムマットをご提案しています。

バッティング練習専用ゴムマットの特徴

・滑り止めの効いたゴム

足元(スタンス)がしっかりと決まるので身体がブレず、フォームつくりに最適です。

・練習場所を選ばない

しっかりとしたゴムなので、ぬかるみや凸凹のある路面に敷いてもフラットな足元を作り出せます。

・路面を傷めない

素振り時には軸足に強い負荷がかかります。例えば、グラウンドや公園などで練習をすると土を大きく掘ることになるので、練習後のメンテナンスが必要です。

・保管、設置が手軽

巻いて立てて保管できるので保管スペースはコンパクト、設置時も巻いた状態で持ち運びできるので、持ち運びしやすいです。少し重量がありますのでお気を付けくださいませ。

バッティング練習専用ゴムマットのご紹介ページ

詳しくご紹介したページをご用意いたしました。詳しい使用状況やサイズ展開、お客様の声などを掲載しております。ぜひご覧ください。

バッティング練習専用ゴムマットはこちら

▽ 公園でバッティング練習をする様子

▽ スタンスが固まるので質の高い練習ができます。

▽ 甲子園出場校の聖光学院高等学校 野球部様にもお使いいただいてます。

現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!

はじめに

厚みと同程度の幅にカットすることも可能です。今回はテープ付きで細幅にカットした事例をご紹介します。手加工や幅カットの機械では寸法のブレがあるため、パソコンで図面を描いて、パソコンとつながった機械で図面通りにカットしました。ゴムを機械の盤面に吸着しながらカットするため材料のズレがなく正確にカットすることができます。今回のような難度の高い寸法はこのような機械を使うことで寸法を出しています。

寸法精度を高めるためにお願いしたいこと

前述の機械でカットすることで寸法精度を高められます。しかし、その機械でカットできる最大寸法が決まっています。盤面サイズが決まっているからです。加工最大範囲は1300mm×2000mmです。これを超えるとこの機械は使えません。例えば、10mm幅で100M分必要な場合には、10mm×2000mmを50本としていただく必要があります。どうしても長尺で必要と言う場合には別の方法でカットすることになりますが、寸法精度は落ちてしまいますし、場合によってはカットが出来ない場合もございます。

これらのことは御見積時にこちらからご提案やお願いをさせていただきますので、お見積りのご依頼時には考えになられずにご依頼いただいて大丈夫です。

実際にカットした様子

このようにカットします。よく見ると細く線が入っているかと思います。これがカットした線です。

▽ カット完了です。非常に細いため慎重に取り扱いします。

▽ 段ボール箱で梱包して出荷いたしました。

現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!

はじめに

ゴムは滑り止めに活用されることが多いです。例えば、今回ご紹介する棚板の滑り止めです。平常時はあまり気にされることはないのかもしれませんが、地震の対策などでゴムを敷かれる方が多くいらっしゃいます。また、ゴムシートを敷くことで滑り止めだけではなく、製品やキズの保護にもなりますので、敷くことのメリットは大きいです。ただ、しっかりと滑り止めが効きますので、段ボールを押し出すなどができなくなります。(必ず持ち上げないと動かせません)

棚板の滑り止め

ほとんどの場合、棚板はツルっとしていて表面は平滑です。滑り止め効果はありませんので、付与する必要があります。滑り止めが効いているのを嫌う方もいらっしゃるので、製品としては平滑が良いのだろうと思います。

さて、ゴムシートを敷くことでの滑り止めです。ゴムシートの材質にもよりますが、確実に効果があります。特に合成ゴム両面エンボスをオススメしています。

〇合成ゴム両面エンボスをオススメする理由

・ゴムの臭いがほとんどしない
これはテキストでは伝わりにくいですが、少量なら気にならないゴムの臭いも棚板すべてに敷くと臭いが気になる場合がございます。特に室内では臭いがない(少ない)ことが望ましいです。

・ザラザラしている
ゴム両面にザラザラのエンボス加工がされていて、滑り止め効果が期待できる。しかし、ゴミや埃を掃除しにくいのが難点。

・厚み2mmがある
1mmだと薄くて心配ですが、2mmがあるので重量棚は対応できないかもしれませんが、ほとんどの棚で使用可能出来ます。3mm以上の厚みがないので、その場合は合成ゴムなどをおススメいたします。ただし、厚くなればなるほど、底上げされて空間が狭くなるので要注意です。

価格重視の場合は天然ゴムでも役割は果たしてくれるかと思います。しかし、ゴムの臭いなどありますのでご注意ください。

製品、棚板の保護

ゴムシートを敷くことでクッション材になります。置く製品の重量や形状にも左右されますが、2~3mmのゴムシートをお使いいただくことがほとんどです。それ以上の重量棚の場合は10mmのゴムシートなど厚いものをお選びください。また先端が尖ったものなどは突き抜けたり裂けてしまう恐れがありますのでご注意ください。

ゴムシートは加工性がよく、自在にカットすることができます。棚板の寸法をお教えいただくことでカットして納品することも出来ますし、幅カットなしの切り売りでご注文いただいて、現場でカットしていただくこともできます。滑り止めやクッション材として使い勝手が良いのはゴムシートで間違いないかと思われます。

実際にゴムシートを敷いてみました(使用イメージ)

▽ このようなスチール棚に敷きます。

▽ 2mm厚の合成ゴム両面エンボスを敷きました。

▽ 段ボール箱を置いたイメージです。これでほとんど動きません。

ゴムシート.comのスタッフブログ「ゴムの木カフェ」

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