現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
厚いゴムをカッターナイフで切る方法
油圧裁断機、いわゆるギロチンカッターがあれば豆腐を切るかのようにスパッと切れます。でもあれば悩まないですから(笑)
今日は厚めのゴムシートをカッターナイフでカンタンに切る方法をお伝えします。切る可能性のある10~20ミリくらいをイメージしてお伝えしますね。それ以上は切る機会がほとんどないでしょうから対象外とさせてください。30ミリくらいだったら今日お伝えする方法でも充分に切断できますけどね。
用意するものはカッターナイフです。できれば大きめで刃は新品が良いです。新品の刃はやはりよく切れますからね。
まずカットしている様子をご覧ください。
ここでは25ミリのリサイクルゴムをカットしています。
□カッターの刃を垂直にあてて引きます
□刃を入れるゴムの下には細長いゴムを敷いています。
これは下のゴムに刃が入らないことを目的としているのではなく、切断面がゴムの自重で左右に広がることを目的としています。こうすることでわずかな力できれいに切断することができます。
□ご覧のように半分以上切断することができました。
□細長いゴムを敷くことで切断面を頂点にして、ゴムが山のカタチになっています。このカタチになることが重要です。
ゴムはカッターナイフで切れるが危険も多いです
上のような25ミリのゴムを切る機会はほとんどないかと思いますが、10ミリくらいなら現場でカットすることも多いのではないかと思います。10ミリくらいなら思い切り力を入れて切ると一発で切れるのですが、非常に危険です。力めば力むほど、刃がぶれてゴムから勢いよく抜けてしまいます。右手でカッターナイフを持っているなら左手はカッターナイフの近くでゴムを抑えているので、その左手にカッターナイフが勢いよく向かってくることになります。
カッターの刃は鋭利なので、爪なんてカンタンに飛んでしまいます。爪で済めばまだ良い方で縫わないといけないケガや、縫うこともできないケガになる可能性もあります。便利ですが危険な道具であることを決して忘れないでください。
なので、10ミリのゴムを切る場合でも万全の準備をしてください。大きめのカッターナイフを使う、刃は新品にする、最低限はこれです。さらには1回の刃通しで切断しようとせずに3~4回は刃を通してください。少しずつ切り下げるイメージです。そうすることで安全に美しく切断することができます。そしてちょっとしたコツですが、刃に油分をつけると摩擦抵抗が減って刃が滑るので非常に切りやすくなります。油は台所用洗剤で良いのですが、近くにない場合は水で代用できますのでぜひお試しください。
ゴムを切ることに挑戦していただきたいのですが、同時に安全面にも充分なご配慮をしてください。ゴムを切ることでお悩みのことがあればご遠慮なくお問い合わせくださいね。