現場スタッフ富田です!
ゴムシート大好きです!
はじめに
ゴムシートのオーダーカットは設置場所に合わせた異形カットも可能です。設置場所の形状は長方形に限らず、様々な形状があるかと思います。マンホール部分を避けたい、柱などの出っ張り部分を避けたい、そもそも形状が複雑な場所に設置予定などなどです。機械に載らない大きなサイズでも定規をあてながら手作業でご希望の形状にカットすることが可能です。
設置場所に合わせたカット
可能な限り、設置場所にあわせてカットしたゴムをご用意されることをオススメいたします。見た目の問題がとても分かりやすいのですが、設置場所のメンテナンス性、排水性、シートのずれなども非常に重要な要素なのです。
見た目…設置形状にあっていないと大きな隙間や折れ曲がった箇所が生じてしまう見た目が悪いです。
メンテナンス性…マンホールをふさいだり、扉の開閉の邪魔になるような設置は利便性を損ねます。逆にマンホール部分だけ塞いで臭いを遮断する使い方がありますが、この場合はゴムのサイズが小さいのでゴムをずらすことが容易です。
排水性…グレーチングをふさいだり、床勾配を無効化するような使い方は排水効果を阻害し、水が抜けないことによる不具合の原因になってしまいます。
シートのズレ…でっぱりなどの形状にあわせてカットすることで設置場所とゴムシートがピタっとかみあうように設置できますので、ズレを最小限に抑えることができます。
以上の理由からご予算が許す範囲でピッタリ形状をご検討くださいませ。御見積は無料ですので、まずは御見積をご確認いただいてから他の方法を一緒に考えさせていただく流れでも良いかと思います。
複雑な形状のカットの留意点
機械に載せられない大きなサイズであることが多く、寸法計測から切断まですべてを手加工で行います。そのため、機械加工の寸法精度には及びませんのでご理解くださいませ。またサイズが大きくなればなるほど寸法の誤差も大きくなりますことと、伸縮も大きくなるので仕上がり寸法にズレが大きくなります。
ですので、わずかに余裕を見ていただけると確実ではないかと思います。
▽ 事前に各部の寸法をしっかりと算出してからカットします。複雑な形状の場合は特に重要な作業です。
▽ このように仕上がりました。実際には見えているゴムの1.5倍程度のゴムから切り出しますので、作業スペースが小さいと効率が著しくダウンします。作業スペースの確保が重要です。