ホイール擦りトラブル!立体駐車場かさ上げゴムの解決事例をレポート
目次
はじめに
こんにちは!ゴムっちです。
今回は先日お伺いした「立体駐車場のかさ上げゴム設置」の模様をレポートします。今回はかなり例外的な設置をさせていただきましたが、無事に解決できお客様にもご満足いただけました。
「どうしてもホイールが当たってしまい困っています!」
私たちは原則的に現地調査や設置施工はしないのですが、稀に製品開発の参考のためお困りの状況などの取材を兼ねた現地調査をさせていただくことがあります。今回はお客様からのご要望をいただいたこともあり現場にお伺いすることになりました。
今回の設置現場は、お客様のお住まいのマンションに併設された立体駐車場でした。駐車場の待機エリアで一度車を止めて、ご自身のパレットを呼び出し、入庫するタイプです。私たちが直に拝見する立体駐車場としては、初めてのタイプでした。
車を入庫する様子を見せていただいたところ、タイヤとパレット縁の間にはほとんど隙間がなく、よほど集中しないとホイールを擦ってしまい、構造上どんなに上手く入庫しても一度は必ずホイールが縁に当たってしまう状況でした。
車を出し入れするたびにゴリゴリと音がするので一刻も早く解決したい!ということでお問い合わせをいただいたのです。
近隣にも駐車場はあるかもしれないが、やはりどうしてもこの駐車場に駐車したい。ということで色々と解決策を探していたところ、弊社の販売ページを見つけていただいたということでした。
ホイールが傷つく3重構造!!
①車幅ギリギリ!
上にも書きましたが、まず車幅がパレットの横枠ギリギリのサイズでした。立体駐車場の建設当時、今のように車幅が広い車が想定されていなかったのだと思われます。
②高いパレット縁!
今回のパレットはパレットの縁が高く、測ってみるとおよそ120mmありました。タイヤは地面からホイールまでが70mm程度、つまりホイールの外側50mmを擦ってしまう状況です。
③車体を傾けるガイドバー!!
これは、実際に拝見する中では初めてのケースだったのですが、車を前向きに入庫し、出庫時にはパレットが半回転して前後が入れ替わり、前向きに出庫できるタイプでした。

そのため問題が出てしまったのが、パレットに設置されているガイドバー(突起)の存在です。通常、これは車をパレットに載せる時に駐車可能な位置を超えないようにするための目印として設置されています。
パレットが回転しないなら、奥に1本あるだけで特に問題がないのですが、このパレットには、回転するため手前にも1本ついていました。そのせいで、入庫時にガイドバーを乗り越えなければならず、その際に車体が傾いた影響で、さらにホイールを擦りやすくなってしまっていたのです。

今回の悩みどころ
【弊社のレギュラー品は厚さが50mmまで】
弊社でラインナップしているレギュラー品は厚さが50mmまでなので、かさ上げしてもホイールがパレット縁に擦らない状態にならない可能性がありました。計算上は大丈夫でも、実際はタイヤの空気圧などで変化があるからです。

50mm以上の商品も製作可能なのですが、在庫をしていない厚みを取り寄せる時間がかかりすぎるため今回はこの方法はとれませんでした。

(こちらは、後日チェックしてみた写真です。やはりホイールが一部パレット縁に重なってしまいました)
15mm程度のゴムを重ねて高さを出す方法も考えられるのですが、ズレた場合の安全面を考慮して通常はご提案していませんでした。
仮に設置してもご満足いただける結果にはならないかもしれない。ということで、お客様にも一度設置するかをお考えいただき、私たちも現状でできることをまとめ、さらに良い方法がないか持ち帰って考えることにしました。
例外中の例外の方法で解決!
何度かのやり取りを経て設置いただくことになり、今回は弊社が設置をお手伝いできる状況でもあったことで、例外中の例外的な方法で厚さ50mmのゴムと厚さ15mmのゴムを一体化して設置させていただきました。


結果、見事に解決しホイールを全く擦らなくなりました。「車庫入れの感覚は少し難しいけど、慣れると思います。それよりもゴリゴリいわなくなったのが嬉しいです!」と大変ご満足いただけました。


ご注意
2枚重ねは本来は全く推奨しておりません。今回も「しっかり貼り付けますが、絶対に分離しない、ズレないということはありません。」ということをご説明させていただき、危険性も十分にご理解いただいた上で設置させていただきました。
今回はお客様の安全を最優先に考慮し、特殊な接着・固定処理を施した仕様を、今回限りのケースとして現地検証を含めて実施した事例となります。大半のケースでは、レギュラー品(厚さ50mmまで)の取り揃えの範囲内でご対応可能ですが、さらなる厚みが必要な場合はオーダー品にてご対応させていただいております。
まとめ
今回は大阪市内の立体駐車場に例外中の例外として立体駐車場用かさ上げゴムを敷いてきたお話でした
機械式立体駐車場のパレットトラブルでお悩みのお客様は、ぜひ商品の特設ページをご覧いただき、解決策の一つとしてご検討くださいませ。

特設サイトはこちら!
https://mscp.hp.peraichi.com/
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ゴムっちでした。
著者 長谷川拓也(ハセガワタクヤ)
ゴムシート.comを運営する株式会社エーフロンティアの代表取締役。 2009年からゴムシート一筋で、切断、切削はもちろんのこと、ゴム製品の新しい用途提案なども行っている。単に材質としての「ゴム」を販売するのではなく、柔軟な提案でお客様の課題解決のサポートをするため、現場にこだわり続けてきました。創業以来、変わらないのは「分かりやすさ」という想いです。現場での気づきを、プロの視点から分かりやすくお伝えすることで、「何を選べばいいか分からない」「どのように依頼して良いか分からない」というお客様のご不安を、このブログを通じて安心に変えるお手伝いをしたいです。



































































