本日はグレーチングの設置事例のご紹介です。
納品させていただいたお客様から設置後のお写真をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
■商品名
ツバありグレーチング スチール T-2 プレーン 並目
溝幅270mm用 内幅260mm×995mm
溝幅275mm用 内幅265mm×995mm
溝幅280mm用 内幅270mm×995mm
■枚数
各種 複数枚
■お客様名
株式会社D様
はじめに
グレーチングの内幅は溝幅に対して10mmの余裕がある(小さい)サイズを選んで設置していただくのが標準です。しかし、経年でU字溝の幅が製品寸法より微妙に変わってしまうことは多々あります。(U字溝そのものは使えたとしても)そのような場合でもなんとかグレーチングは設置できることがあるのですが、グラついてしまう、ひどい時には落下してしまう危険性があります。そのため、ジャストサイズの設置を推奨しています。今回のお客様は安全性重視で特注品をご依頼いただき、ジャストサイズで設置をしていただきました。
グレーチングの内幅とU字溝の幅(溝幅)について
混乱しやすいですがとても重要な寸法です。
下記、説明図です。
上の図でどちらが溝幅で内幅?という疑問を解消していただけると分かりやすいかと思います。溝幅よりも大きい内幅だと設置できません。溝幅と内幅が同寸法ですとピッタリすぎて無理やりに押し込むことになるので、きちんと最後まで設置できずに浮いた状態になる可能性があります。メッキ品ですので、製品寸法はプラス3mmくらいになる可能性もあります。
溝幅を計測する際にご注意いただきたいことがあります。全長が長い場合には一か所を計測するだけではなく、何か所かで計測していただくと確実です。部分、部分で寸法が違う場合があるからです。同じU字溝でも寸法が微妙に違うことがあるので、念のためです。
今回の事例ではわずかに寸法の違う3種類のグレーチングを納品させていただきましたが、これはどの場所でもピタリと設置できるように計測をされた結果だと思います。(計測はお客様にしていただいてます)
▽ グレーチングを設置していただいた現場写真です。